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オードナンス BLC 15ポンド砲 : ミニ英和和英辞書
オードナンス BLC 15ポンド砲[ほう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ポンド : [ぽんど]
 【名詞】 1. pound 2. (n) pound
: [ほう]
  1. (n,n-suf) gun 2. cannon 

オードナンス BLC 15ポンド砲 : ウィキペディア日本語版
オードナンス BLC 15ポンド砲[ほう]

オードナンス BLC 15ポンド砲(Ordnance BLC〔BLCはBleech Load Converted(後装・改造)の略〕 15 pounder gun)は、旧式化したオードナンス BL 15ポンド砲の砲身上側に駐退機を追加し、発射速度を上げた近代化バージョン。当時最新であったQF 18ポンド砲の配備にはコストがかかるため、国防義勇部隊Territorial Force )砲兵旅団に、比較的近代的な野砲を供給するために開発された。第一次世界大戦を扱った文章では、この砲を「15ポンド砲」と呼ぶことが多いが、同じ砲弾を使用するオードナンス BL 15ポンド砲との混乱もある。
==歴史==
旧式の15ポンド砲身上部に、QF 13ポンド砲と同様に駐退機を装備する砲架を取り付けるため、多くの改造が実施された。旧式砲では砲身は砲耳を使って砲架に直接取り付けられていた。改造後、砲身は砲架と連結するための砲耳を持つ逆U型の鍛鉄製クレードルから吊り下げられた。砲身からは、砲耳、照準具装着架、仰角歯車取り付けラグが取り外された。砲身上部のT型着火穴は塞がれ、砲耳用の穴も鉄製ネジで塞がれ、タンジェント式照準具装着穴もホワイトメタル合金で塞がれた。
改造前には尾栓の開閉に3段階の操作が必要であったが、これも単一操作で開閉できる段隔螺式尾栓に変更され、また尾栓には着火穴が設けられた。
新しい着火メカニズムは、プッシュ式T型フリクション・チューブ( )が使われた。チューブは尾栓に後方から装着する。雷管発火用プッシュ・バーが組み込まれたT字のバー(図では右上側)が装着時には上向きになる。クレードルの左側には、尾栓の後方まで達する長いガードカバーが追加された。このガードに、バネ式の発砲ハンドルが取り付けられた。撃鉄を引いた後に開放すると、バネによって撃鉄は前方に移動し、尾栓の発火レバーを叩き、前方の動きが下方への動きに変換され、T型フリクション・チューブのプッシュ・バーが押されて雷管が発火し、薬室コルダイト装薬に点火された。
2門が仰角を60度以上にすることにより、対空砲に改造された〔。これらの方は、ケープタウンのフォード・ウィニヤードに配備された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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